アンハッピー・アニマル、アンハッピー・ズー
長い間、ずっとそうだった
格好悪く歩いていた
楽な道ばかり選んで
変な見栄ばかり張って
気がつくと、八方(はっぽう)塞(ふさがり)で
逃げ場すらなくなっていた
転んだままのペンギン
独りじゃ立ち上がれない
心はまともなはずなんだ
体はちっとも動かないけど
やがて群れは遠ざかる
いつの間にか、そうなった
やる気なく遊んでいた
怖がってばかりでいて
噛みつく勇気もなかった
心のなかの遠吠えは
誰にも届くはずがない
しっぽのもげたライオン
バランスが取れないんだ
じっと倒れたままで
ただ時間だけが過ぎていく
やがて群れは遠ざかる
いつか、あの背中たちに
追いつく日は来るのだろうか
真っ赤な大きな太陽が僕を包み込んだ
